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2010年03月29日

郷土新聞 コラム⑦

郷土新聞3月26日掲載のコラムです。

今回は夏の選挙も近いので、そんなところにも
触れてみました。

「議員として、国民として」

政治は全国民の生活に大きな影響がありますので、政治家による議会での議論だけでなく、お茶の間から居酒屋まで、実に様々な所で多くの方が議論をされていると思います。今これを読んでいる皆様もご友人などとよく意見の話し合いなどするのではないでしょうか。
これら政治の話と言うのは、大きく分ければ主に二つのテーマに分けることができます。
「①日本を良くするためにはどんな活動をしたらいいのか」「②選挙に当選するためにはどんなアピールをしたらいいのか」。①を「政策」といい、②の動向を「政局」といいます。

最近の国会やマスコミ報道を見ると、政治家としての理念はどこに行ってしまったのかとても疑問に感じます。国民の生活よりもお互いの揚げ足を取ることに全精力を注ぎ、権力争いが先行しているようにさえ見えます。本当に議論すべきことは何なのか、「政局」よりも国民の生活がどうしたら良くなるのかの「政策」論争に期待するところです。

今年の夏には参議院選挙が行われる予定です。政権交代が行われた直後の選挙ですから与野党ともに必死でしょう。

以前に先輩議員が話してくれたことが今でも印象に残っています。
「政治は『長いものには巻かれろ』『寄らば大樹の陰』の精神の方が楽だ。しかしこれからの時代はそれでは駄目だ。しっかりと自分で学び、自分で判断して正しい道を進まなければならない。」

生意気にも話させて頂ければ、直接選挙で政権交代が起こるこんな時代だからこそ、選択をする皆様の責任も重大です。
濁流のように流れる多くの情報の中で、質の低い情報に流されることなく政治家を判断することがとても大切だと思いますし、また政治家は国民の皆様が政治不信に陥らないよう健全な活動をすることがとても大切だと思います。

皆様の持っている一票は、まぎれもなく地域を動かし国を動かす「力」です。
その力をどのように考え、どのように行使するのか。
今は議員と言う立場ですが、選挙権のある一人の国民として、私も改めて考えていきたいと思います。



Posted by しんば正樹 at 21:14│Comments(0)
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